先日、現場で行われていたKPTのふりかえりに参加して、いくつかアドバイスしてきました。KPTについては、以前に書いたこちらの記事をご覧ください。 KPTでのふりかえりは、現場での改善を行うものですが、良いふり…
私たちソニックガーデンでは、指示命令のマネジメントを捨て、メンバーそれぞれが自分で考え自律的に行動することで、高い生産性を発揮しつつ様々な変化に対して柔軟に対応できる組織づくりに努めている。 そんな…
「技芸」という言葉からは、職人やアーティストを想起するかもしれませんが、現代の仕事の多くは、実は技芸的な側面があります。 前回の記事「仕事を技芸とする文化を広げる」では、仕事を労働や苦役ではなく、…
ここ最近、徒弟制度についてお話しする中で、私たちがソフトウェア開発(プログラミング)をスポーツやアートのようなものだと捉えているという点に、業界や職種を超えて少なくない方々が共感してくださいました。 …
「ふりかえり」は、プロジェクトや職場において継続的な改善をしていくための取り組みのことだ。もともとはシステム開発の業界で始まったものだが、最近では別の業界での試みも始まっている。特に現場の業務改善す…
マーケティングは、ナレッジワーカーである社員全員が担うチームにしたい。新しい市場を作る、市場のシェアを広げる、見込み顧客に見つけてもらう、今の顧客に満足してもらう、市場や顧客に向きあう行為はすべてマ…
2023年6月10日に発売の拙著「人が増えても速くならない ~変化を抱擁せよ~」は、経営者やマネージャの方々がソフトウェア開発の経験がなかったとしても、その本質を掴めればと思って書きました。 今や経営や事…
「アジャイル」という言葉が一人歩きしてしまっていて、たまに話をしていても通じないときがあります。 それくらいアジャイルという言葉が広く知られるようになったんだと思う一方で、かえって話が通じなくて、も…
頭の回転の速さは、CPUでいうクロック数のようなものです。生まれつき速い人はいますが、CPUとは違って人間は後天的な努力によって、その速さを高めることが十分に可能ではないかと考えています。 足の速さに例…
今、世界で起きていることをインターネット黎明期のブラウザをつくったマークアンドリーセンという人がこう言ってます。 Software is eating the World. この言葉は様々な業界において、ソフトウェアを前提と…
信頼関係の築き方について、最近よく考える機会がありました。 クラシコムではマネージャとメンバー、ソニックガーデンでは親方と弟子──それぞれの関係を通じて、信頼とは何かを改めて考えました。 信頼とは…
採用競争が激しくなる中で、企業は「来てくれるなら誰でも」という気持ちになりやすい。しかし、それでは長く続く関係は築けません。採用は人を集めることではなく、仲間を迎えることだったはずです。 私たちは…
長くなったので先に三行でまとめておこう。 コピペするプログラマが生まれるのは教育の問題ではないか(仮説) 文法は学んでも処理の流れから考えることは教わっていない(根拠) ロジックを訓練するには…
仕事をしていると、たとえ正しいこと=「正論」を言っても、それが成果につながらないことがあります。 そのことは私自身にも、身に覚えがあります。正論を言うだけ言って、何も変えられなかったことがありまし…
会社や組織を経営するときに、チームビルディングを意識することは多いかもしれないが、コミュニティを意識することはあまり聞かない。 一方で、昨今はビジネスにおけるコミュニティづくりが注目されている。多…